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気象庁・世界の気象機関データから考える紫外線量の強い地域
外壁塗装の耐候性を考えるうえで、なぜ紫外線データが重要なのか 外壁塗装の劣化を考えるとき、紫外線はとても重要な要素です。 紫外線は、塗膜の樹脂や顔料に影響し、色あせ、艶引け、チョーキング、塗膜表面の劣化などにつながる原因の一つです。 しかし、紫外線量は単純に「暑い地域だから多い」「南の地域だから多い」とだけ決まるものではありません。 紫外線量は、太陽高度、緯度、標高、雲、オゾン量、地表反射、大気中のエーロゾルなど、さまざまな条件によって変わります。WHOも、地表に届く紫外線量は、太陽の高さ、緯度、雲、標高、オゾン層の厚さ、地表反射などの影響を受けると説明しています。紫外線 今回は、気象庁の紫外線データに加えて、WHO、WMO、TEMIS、WOUDCなど、世界的な気象・環境機関の情報も照らし合わせながら、紫外線が強くなりやすい地域と、外壁塗装に置き換えたときの考え方を整理します。 外壁塗装の耐候性を考慮する上で、紫外線データが重要な理由を解説するインフォグラフィック。紫外線の影響で塗膜の色あせや劣化が進行することを示し、太陽高度や緯度、雲量などの要
ボディデザイン アウラン
5月19日読了時間: 15分


異常気象の損害は誰が負担するのか
副題:アトリビューション研究と気候責任 資料では、2025年9月の極端気象のアトリビューション研究として、気候変動によって増幅された異常気象のコストや、化石燃料企業の排出との関連を科学的に分析する動きが紹介されています。 # 異常気象の損害は誰が負担するのか 近年、世界では「異常気象による損害を誰が負担するのか」という議論が進んでいます。 豪雨、洪水、熱波、山火事などの被害が増えるなかで、それらが気候変動によってどの程度強まったのかを科学的に分析する研究が進んでいます。 このような研究は、アトリビューション研究と呼ばれます。 ## アトリビューション研究とは アトリビューション研究とは、ある異常気象が気候変動によってどの程度起こりやすくなったのか、どの程度強くなったのかを分析する研究です。 以前は、個別の災害と気候変動を結びつけることは難しいとされていました。 しかし近年は、科学の進展によって、熱波や豪雨などについて、気候変動の影響をより具体的に示せるようになってきています。 ## 損害と責任の議論が始まっている 資料では、気候変動によって増幅さ
ボディデザイン アウラン
5月14日読了時間: 3分


余剰塗料・廃棄・現場要素まで考えるとどうなる?LCA比較の見方と注意点
ここまでのシリーズでは、160㎡住宅をモデルに、塗料ごとのCO2排出量を比較してきました。外壁塗装→ LCAで二酸化炭素は? 廃棄で二酸化炭素は? 第2回では、主にA1〜A3、つまり 原料調達 原料輸送 製造 までを中心に見てきました。第3回では、そこに塗り替え周期という考え方を加え、「1回の差」だけでなく「何年持つか」まで含めて考えることの大切さを整理しました。 ただ、ここでひとつ大切なことがあります。それは、今までの比較は“外壁塗装工事全体の完全なLCA”ではないということです。今回は、その範囲をきちんと整理しながら、余剰塗料や廃棄の考え方まで、わかりやすくまとめます。EPDは標準化された検証付きの開示で、LCAはより柔軟な分析であるため、今回のような比較ページは「簡易LCA比較」と表現するのが自然です。EPDs vs LCAs: What's the Difference? - Circular Ecology LCAの範囲についての理解 まず、LCAにはどんな範囲があるのか(外壁塗装→ LCAで二酸化炭素は? 廃棄で二酸化炭素は
ボディデザイン アウラン
5月4日読了時間: 11分


外壁塗装の塗り替え周期とCO2排出量の重要性
塗料の環境負荷を理解する 1回のCO₂だけでなく、何年持つかで環境負荷は変わる 前回は、約160㎡の住宅1現場あたりで、塗料ごとのA1〜A3 CO₂排出量を比較しました。 そこでの比較では、約160㎡住宅の外壁を上塗り2回で仕上げる条件として、次の前提で整理しました。 項目 条件・計算 住宅外壁面積 約160㎡ 上塗り回数 2回 延べ塗布面積 160㎡ × 2回 = 320㎡ 塗料1缶 15kg 1缶あたりの塗布可能面積 約115㎡ 必要缶数 320㎡ ÷ 115㎡ = 約2.78缶 計算上の使用量 約41.7kg 実務上の手配量 3缶 = 45kg 今回の比較基準 45kg基準 その結果、1現場あたりのA1〜A3 CO₂排出量は次のようになりました。 塗料 1kgあたりの参照値 1現場あたり使用量 1現場あたりA1〜A3 水性1液無機系 1.45 kg-CO₂e/kg 45kg 約65.3 kg-CO₂e 2液水性無機系 2.61 kg-CO₂e/kg 45kg 約117.5 kg-CO₂e 2液弱溶剤シリコン 1.95 kg-CO₂e/kg
ボディデザイン アウラン
5月4日読了時間: 14分


約160㎡住宅 1現場で見る、塗料ごとのCO2排出量比較「外壁塗装 LCA CO2排出量」
前回は、なぜ外壁塗装をLCA理論で考える必要があるのかというお話をしました。 今回はその続きとして、実際に約160㎡の住宅1現場をモデルにして、塗料ごとのCO₂排出量の違いを見ていきます。 外壁塗装では、どの塗料を選ぶかによって、製造段階で発生するCO₂排出量が変わります。 ただし、ここで大切なのは、単に「1缶あたり」や「1kgあたり」だけで比べるのではなく、実際の現場でどれくらいの塗料を使うのかまで含めて考えることです。 今回は、約160㎡の住宅を上塗り2回で仕上げる場合を想定し、1現場あたりの塗料使用量とCO₂排出量を比較します。 塗料によって二酸化炭素排出量は変化します。 まず、今回の比較条件 今回の比較では、施工条件による差をできるだけ減らすため、次の条件で統一します。 項目 条件・計算 住宅外壁面積 約160㎡ 上塗り回数 2回塗り 上塗りの延べ塗布面積 160㎡ × 2回 = 320㎡ 塗料1缶 15kg 1缶あたりの塗布可能面積 約115㎡ 必要缶数 320㎡ ÷ 115㎡ = 約2.78缶 計算上の使用量 約2.78缶 × 15k
ボディデザイン アウラン
5月4日読了時間: 14分


LCA理論で見る外壁塗装とは?なぜ価格だけでは比較できないのか
外壁塗装を考えるとき、多くの方はまず「いくらかかるのか」を気にされます。 もちろん、価格は大切です。しかし、これからの時代は、価格だけで塗装を比較する考え方では足りなくなると私たちは考えています。 なぜなら、外壁塗装は単なる“その場の工事”ではなく、使う塗料によって、その後の持ち方や、将来の塗り替え回数、さらには環境負荷まで変わってくるものだからです。 そこで大切になってくるのが、LCA理論という考え方です。 LCA塗装→採掘から廃棄までを考えた倫理的な塗装工事 LCA理論とは何か(LCA理論で見る外壁塗装とは?なぜ価格だけでは比較できないのか) LCAとは、ライフサイクルアセスメントの略です。 簡単にいえば、ある製品やサービスが、つくられてから使われ、最後に処分されるまでの流れ全体を見て、環境負荷を考える方法です。 塗料でいえば、たとえば次のような流れがあります。 原料を調達する 原料を運ぶ 塗料を製造する 現場に運ぶ 実際に施工する 年月が経って再塗装する 余剰塗料や廃材を処分する こうして見ていくと、外壁塗装は「塗ったその日だけ」で終わる話
ボディデザイン アウラン
5月4日読了時間: 7分
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