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海の森が消えていく時代に、私たちは何ができるのか
カジメ藻場の調査協力から考える、温暖化・磯焼け・ブルーカーボンの現在地 一般社団法人日本エシカル塗装協会 代表理事 栗田真徳 海の森が消えていく時代に、私たちは何ができるのか 海の中には、森があります。 陸上の森が木々によってつくられるように、海の中には海藻や海草によってつくられる「藻場」があります。 藻場は、魚や貝、エビ、カニ、小さな生き物たちのすみかになります。魚の産卵場所や、稚魚が育つ場所にもなります。海の水質を整える働きもあります。そして近年では、二酸化炭素を吸収・貯留する「ブルーカーボン」の場としても注目されています。 国土交通省では、藻場や干潟などのブルーカーボン生態系について、二酸化炭素の吸収源としてだけでなく、海洋環境の改善、生態系の創出、水産振興、環境学習、地域活性化など、多面的な価値を持つものとして紹介しています。参考:国土交通省「ブルーカーボン」 しかし今、日本各地の海で、この藻場が大きく変化しています。 海藻が減る。海底が白っぽくなる。魚やウニなどの食害が目立つ。昔はあった藻場が、今は見られなくなる。 このような現象は「磯
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6月1日読了時間: 16分


気象庁・世界の気象機関データから考える紫外線量の強い地域
外壁塗装の耐候性を考えるうえで、なぜ紫外線データが重要なのか 外壁塗装の劣化を考えるとき、紫外線はとても重要な要素です。 紫外線は、塗膜の樹脂や顔料に影響し、色あせ、艶引け、チョーキング、塗膜表面の劣化などにつながる原因の一つです。 しかし、紫外線量は単純に「暑い地域だから多い」「南の地域だから多い」とだけ決まるものではありません。 紫外線量は、太陽高度、緯度、標高、雲、オゾン量、地表反射、大気中のエーロゾルなど、さまざまな条件によって変わります。WHOも、地表に届く紫外線量は、太陽の高さ、緯度、雲、標高、オゾン層の厚さ、地表反射などの影響を受けると説明しています。紫外線 今回は、気象庁の紫外線データに加えて、WHO、WMO、TEMIS、WOUDCなど、世界的な気象・環境機関の情報も照らし合わせながら、紫外線が強くなりやすい地域と、外壁塗装に置き換えたときの考え方を整理します。 外壁塗装の耐候性を考慮する上で、紫外線データが重要な理由を解説するインフォグラフィック。紫外線の影響で塗膜の色あせや劣化が進行することを示し、太陽高度や緯度、雲量などの要
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5月19日読了時間: 15分


6月のエシカル活動のお知らせ
6月のエシカル活動のお知らせ 森林再構築・ご奉仕塗装・宮古島ビーチクリーンに参加します 一般社団法人日本エシカル塗装協会では、塗装を通じた環境負荷の低減だけでなく、海・森・地域・教育につながる活動を少しずつ広げています。 その一環として、6月は大きく3つの活動に参加・協力する予定です。 一つ目は、森林再構築プロジェクトとして行う植樹活動。二つ目は、地域や神社に貢献するご奉仕塗装。三つ目は、宮古島で行われるビーチクリーン活動です。 どれも、塗装業界だけで完結する活動ではありません。 森を育てること。地域を守ること。海をきれいにすること。そして、その活動を多くの人に知っていただくこと。 これらは、私たちが大切にしているエシカルな取り組みの一部です。 6月14日に森林再構築プロジェクトとしての植樹活動に参加しましょう!森づくりが海の再生に繋がることを学び、環境保護を実践する大切な機会をぜひお見逃しなく。 6月14日|森林再構築プロジェクトとして植樹活動に参加します 6月14日には、第二のふるさと創生協会様が主催されるイベントに参加し、森林再構築プロジェ
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5月18日読了時間: 8分


COP30と世界の行動
副題:美辞麗句ではなく、実行が問われる時代へ 資料では、2025年11月のブラジル・ベレンのCOP30について、「美辞麗句と善意の時代は終わり、行動の場になる」という趣旨が紹介されています。COP30がアマゾンの熱帯雨林の中心で開催されることの意味も強調されています。 # COP30と世界の行動 気候変動に関する国際会議として知られるCOP。 そのなかでも、ブラジル・ベレンで開催されるCOP30は、非常に重要な意味を持つとされています。 資料では、COP30について「美辞麗句と善意の時代は終わった。行動の場となる」というメッセージが紹介されています。 ## なぜブラジル・アマゾンなのか COP30がアマゾンの熱帯雨林の中心で開催されることには、大きな意味があります。 アマゾンは、地球の気候や生態系にとって重要な存在です。 森林破壊、乾燥化、火災、気温上昇が進めば、世界全体の気候にも影響する可能性があります。 つまり、COP30は単なる国際会議ではなく、自然と気候をどう守るのかを世界が問われる場でもあります。 ## 行動が問われる時代...
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5月15日読了時間: 3分


異常気象の損害は誰が負担するのか
副題:アトリビューション研究と気候責任 資料では、2025年9月の極端気象のアトリビューション研究として、気候変動によって増幅された異常気象のコストや、化石燃料企業の排出との関連を科学的に分析する動きが紹介されています。 # 異常気象の損害は誰が負担するのか 近年、世界では「異常気象による損害を誰が負担するのか」という議論が進んでいます。 豪雨、洪水、熱波、山火事などの被害が増えるなかで、それらが気候変動によってどの程度強まったのかを科学的に分析する研究が進んでいます。 このような研究は、アトリビューション研究と呼ばれます。 ## アトリビューション研究とは アトリビューション研究とは、ある異常気象が気候変動によってどの程度起こりやすくなったのか、どの程度強くなったのかを分析する研究です。 以前は、個別の災害と気候変動を結びつけることは難しいとされていました。 しかし近年は、科学の進展によって、熱波や豪雨などについて、気候変動の影響をより具体的に示せるようになってきています。 ## 損害と責任の議論が始まっている 資料では、気候変動によって増幅さ
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5月14日読了時間: 3分


気候変動は「法律」と「責任」の時代へ
副題:国際司法裁判所の勧告的意見から考える 資料では、2025年7月23日の国際司法裁判所の勧告的意見として、気候変動が「地球規模の存在的脅威」と位置づけられ、国家の気候に関する義務や、清潔で健康的かつ持続可能な環境への人権が重要視されていることが整理されています。 # 気候変動は「法律」と「責任」の時代へ これまで気候変動は、環境問題として語られることが多くありました。 しかし現在では、気候変動は法律、人権、国家の責任、企業の責任にも関わるテーマになっています。 ## 国際司法裁判所の勧告的意見 資料では、国際司法裁判所が、気候変動を地球規模の存在的脅威として扱ったことが紹介されています。 また、現在および将来の世代のために、国家が気候変動にどう向き合うべきかという国際法上の義務も重要な論点になっています。 これは、気候変動が単なる環境活動のテーマではなく、社会全体のルールや責任の問題になっていることを意味します。 ## 企業にも求められる説明責任 今後は、企業や業界にも「環境に配慮しています」という言葉だけではなく、 ・どのような根拠があるの
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5月14日読了時間: 3分


気候の転換点とは何か
副題:サンゴ礁・北極・南極・アマゾンから見える危機 資料では、2025年6月の国際転換点会議・ダーティントン宣言や、サンゴ礁、北極海氷、南極氷床、AMOC、アマゾン熱帯雨林などの転換点リスクが紹介されています。 # 気候の転換点とは何か 気候変動の話で、最近よく出てくる言葉に「転換点」があります。 転換点とは、ある限界を超えたときに、元に戻すことが非常に難しくなる変化のことです。 少しずつ悪くなるのではなく、ある段階から急激に変化が進む可能性があるため、世界の科学者が強く警戒しています。 ## 代表的な転換点の例 資料では、次のようなテーマが紹介されています。 ・サンゴ礁の白化 ・北極海氷の減少 ・南極氷床の不安定化 ・大西洋の海流変化 ・アマゾン熱帯雨林の乾燥化 ・永久凍土の融解 これらは、遠い地域だけの問題に見えるかもしれません。 しかし、海、気温、雨、風、生態系はつながっています。 一つの地域の変化が、世界の気候や食料、水、災害リスクに影響する可能性があります。 ## 自然を守ることは、暮らしを守ること 自然環境は、私たちの生活を支える土台
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5月14日読了時間: 3分


異常気象 外壁塗装 - 建物を守る塗装の重要性 | 日本エシカル塗装協会
副題:猛暑・豪雨・台風の時代に、外壁塗装が果たす役割 # 異常気象と建物を守る塗装 近年、猛暑、集中豪雨、大型台風、線状降水帯など、気象災害に関するニュースが増えています。 2036年、気候変動の分岐点に向けた警鐘—関東の夏はより厳しい暑さが日常化。今、選択が未来を左右する。 こうした異常気象は、私たちの暮らしだけでなく、住宅や建物にも大きな影響を与えます。 ## 外壁や屋根は、気候変動の最前線にある 建物の外側にある外壁や屋根は、常に自然環境にさらされています。 特に影響が大きいのは、 ・紫外線 ・高温 ・雨水 ・湿気 ・風 ・台風 ・塩害 ・凍害 などです。 気候が厳しくなれば、塗膜の劣化スピードにも影響が出る可能性があります。 ## 塗装は見た目だけではなく、建物の保護 外壁塗装は、建物をきれいに見せるためだけのものではありません。 本来の役割は、建物を水や紫外線から守り、劣化を遅らせることです。 塗膜が劣化すると、外壁材に水が入りやすくなり、ひび割れ、浮き、剥がれ、雨漏りなどのリスクが高まります。 だからこそ、これからの塗装では、単なる価
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5月13日読了時間: 3分


気候と自然の非常事態
副題:塗装業界も無関係ではない、世界で起きている大きな変化 今回は「エシカル」の第一人者である山本良一先生の膨大な資料を当協会がまとめたものをブログにてお伝えしていきます。 資料の目次でも、主なテーマが「ドイツの共同声明」「米国の反科学的政策」「国際転換点会議」「国際司法裁判所」「極端気象のアトリビューション」「COP30」「英国の国家緊急ブリーフィング」「2026年の気温予測」に分かれています。 内閣総理大臣表彰 受賞お祝いの会にて 画面右:山本良一先生 画面左:当協会代表理事 # 気候と自然の非常事態とは何か 近年、世界では「気候危機」や「自然の非常事態」という言葉が使われる機会が増えています。 これは、単に気温が少し上がっているという話ではありません。 猛暑、豪雨、干ばつ、山火事、海面上昇、生態系の変化など、私たちの暮らしや経済、そして次世代の生活環境に関わる大きな問題です。 今回の資料では、世界の科学者や国際機関、裁判所、各国政府の動きから、気候と自然の非常事態がどのように認識されているのかが整理されています。 気候と自然の非常事態に関す
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5月12日読了時間: 2分


中栄ペイント 中社長が「瑞宝単光章」を受章されました
このたび、当会の会員である中栄ペイント 中社長が、長年にわたる塗装業界への功績を評価され、瑞宝単光章を受章されました。 瑞宝単光章は、公共的な業務に長年携わり、社会に大きく貢献された方に贈られる大変名誉ある章です。 中社長は、22年間にわたり塗装職種の技能検定委員として、技能検定制度の適正な運営に大きく貢献されてきました。特に、長年にわたって検定の現場に携わり、技術を正しく評価する立場から、塗装業界全体の技能向上に尽力されてきたことが、今回の受章につながっています。 おめでとうございます! 中栄ペイント 中社長が「瑞宝単光章」を受章されました20歳から塗装の道へ 中社長は、塗装職人であったお父様の影響を受け、20歳の時に塗装の仕事を始められました。 その後、現場で経験を重ね、技術を磨き、29歳で独立。中栄ペイントを設立されました。 独立後も、ただ現場をこなすだけではなく、さまざまな資格を取得し、塗装職人としての腕を磨き続けてこられました。 また、これまでにも多くの賞を受賞されるなど、その技術力と業界への貢献は高く評価されてきました。 会場の感じで
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5月8日読了時間: 3分


塗装で減らす、藻場で吸収させる|外壁塗装をLCA理論で考える二刀流
外壁塗装の環境配慮というと、「環境にやさしい塗料を使う」という話だけで終わってしまうことがあります。 もちろん、それも大切です。 しかし、本当に大切なのは、そこだけではありません。 これからの外壁塗装は、次の2つをあわせて考えることが大切だと、私たちは考えています。 二刀流の視点 内容 塗装で減らす 長持ちする塗料を選び、将来の塗り替え回数を減らすことで、CO₂排出を抑える 藻場で吸収を後押しする 藻場再生などを通じて、海のCO₂吸収・固定の取り組みを応援する つまり、塗装で減らす。藻場で吸収を後押しする。 これが、私たちが考える外壁塗装の“二刀流”です。 藻場はブルーカーボン生態系のひとつとして注目されています。日本でも、海草藻場・海藻藻場を含む沿岸域の海洋植物によるCO₂吸収量が国連に報告されるなど、藻場の役割は社会的にも重要になっています。 まず、塗装でできることは「将来の排出を減らす」こと 塗装は、ただその場で色をつける工事ではありません。 どんな塗料を選ぶかによって、建物の保護年数や、次の塗り替えまでの期間が変わります。...
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5月7日読了時間: 16分


外壁塗装1現場のCO2は、藻場育成で見るとどれくらい?比較(外壁塗装 藻場育成 CO2比較)
外壁塗装 藻場育成 CO₂比較 外壁塗装のCO₂排出量を考えるとき、「何kg出るのか」だけでは、少しイメージしにくいことがあります。 そこで今回は、約160㎡の住宅1現場で出るCO₂を、藻場の年間吸収量に置き換えて見ていきます。 ただし、今回も大切なのは、藻場何㎡分か、何ha分かという数字そのものがゴールではないということです。 このページで見ていただきたいのは、次の2つです。 見てほしい視点 内容 1回の塗装で出るCO₂ 約160㎡住宅1現場で、塗料製造段階までにどれくらいCO₂が出るのか 将来の排出を減らせるか 長持ちする塗料を選ぶことで、将来の塗り替え回数を減らし、そのぶん将来の排出を抑えやすくできるのか つまり、藻場で見るというのは、CO₂を海の視点で身近に感じるための入口です。 そして本当に考えたいのは、これから先の排出をどう減らしていけるかです。 水産庁は、藻場を含む海洋生態系に貯留される炭素、いわゆるブルーカーボンが注目され、二酸化炭素の吸収源としての機能にも期待が寄せられていると説明しています。 藻場の保全・創造、磯焼け対策:水産
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5月7日読了時間: 16分


外壁塗装1現場のCO2は、杉の木何本分なのか?
約160㎡住宅1現場で見る、塗料ごとの環境負荷 外壁塗装の環境負荷を考えるとき、「CO₂が何kg出る」と言われても、少しイメージしにくいことがあります。 そこで今回は、約160㎡の住宅1現場で出るCO₂を、杉の木が1年間に吸収する量に置き換えて見ていきます。 ただし、ここで大切なのは、“杉の木何本分か”という数字そのものがゴールではないということです。 このページで見ていただきたいのは、次の2つです。 見てほしい視点 内容 1回の塗装で出るCO₂ 約160㎡住宅1現場で、塗料製造段階までにどれくらいCO₂が出るのか 将来の排出を減らせるか 長持ちする塗料を選ぶことで、将来の塗り替え回数を減らし、そのぶん将来の排出も抑えやすくなるのか つまり、杉の木何本分という表現は、CO₂を身近に感じるための入口です。 そして本当に考えたいのは、これから先の排出をどう減らせるかです。 まず、今回の比較条件です 今回の比較では、前回までに整理した条件に合わせて、約160㎡住宅の外壁を上塗り2回で仕上げる場合をモデルにします。 項目 条件・計算 住宅外壁面積 約16
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5月7日読了時間: 14分


余剰塗料・廃棄・現場要素まで考えるとどうなる?LCA比較の見方と注意点
ここまでのシリーズでは、160㎡住宅をモデルに、塗料ごとのCO2排出量を比較してきました。外壁塗装→ LCAで二酸化炭素は? 廃棄で二酸化炭素は? 第2回では、主にA1〜A3、つまり 原料調達 原料輸送 製造 までを中心に見てきました。第3回では、そこに塗り替え周期という考え方を加え、「1回の差」だけでなく「何年持つか」まで含めて考えることの大切さを整理しました。 ただ、ここでひとつ大切なことがあります。それは、今までの比較は“外壁塗装工事全体の完全なLCA”ではないということです。今回は、その範囲をきちんと整理しながら、余剰塗料や廃棄の考え方まで、わかりやすくまとめます。EPDは標準化された検証付きの開示で、LCAはより柔軟な分析であるため、今回のような比較ページは「簡易LCA比較」と表現するのが自然です。EPDs vs LCAs: What's the Difference? - Circular Ecology LCAの範囲についての理解 まず、LCAにはどんな範囲があるのか(外壁塗装→ LCAで二酸化炭素は? 廃棄で二酸化炭素は
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5月4日読了時間: 11分


外壁塗装の塗り替え周期とCO2排出量の重要性
塗料の環境負荷を理解する 1回のCO₂だけでなく、何年持つかで環境負荷は変わる 前回は、約160㎡の住宅1現場あたりで、塗料ごとのA1〜A3 CO₂排出量を比較しました。 そこでの比較では、約160㎡住宅の外壁を上塗り2回で仕上げる条件として、次の前提で整理しました。 項目 条件・計算 住宅外壁面積 約160㎡ 上塗り回数 2回 延べ塗布面積 160㎡ × 2回 = 320㎡ 塗料1缶 15kg 1缶あたりの塗布可能面積 約115㎡ 必要缶数 320㎡ ÷ 115㎡ = 約2.78缶 計算上の使用量 約41.7kg 実務上の手配量 3缶 = 45kg 今回の比較基準 45kg基準 その結果、1現場あたりのA1〜A3 CO₂排出量は次のようになりました。 塗料 1kgあたりの参照値 1現場あたり使用量 1現場あたりA1〜A3 水性1液無機系 1.45 kg-CO₂e/kg 45kg 約65.3 kg-CO₂e 2液水性無機系 2.61 kg-CO₂e/kg 45kg 約117.5 kg-CO₂e 2液弱溶剤シリコン 1.95 kg-CO₂e/kg
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5月4日読了時間: 14分


約160㎡住宅 1現場で見る、塗料ごとのCO2排出量比較「外壁塗装 LCA CO2排出量」
前回は、なぜ外壁塗装をLCA理論で考える必要があるのかというお話をしました。 今回はその続きとして、実際に約160㎡の住宅1現場をモデルにして、塗料ごとのCO₂排出量の違いを見ていきます。 外壁塗装では、どの塗料を選ぶかによって、製造段階で発生するCO₂排出量が変わります。 ただし、ここで大切なのは、単に「1缶あたり」や「1kgあたり」だけで比べるのではなく、実際の現場でどれくらいの塗料を使うのかまで含めて考えることです。 今回は、約160㎡の住宅を上塗り2回で仕上げる場合を想定し、1現場あたりの塗料使用量とCO₂排出量を比較します。 塗料によって二酸化炭素排出量は変化します。 まず、今回の比較条件 今回の比較では、施工条件による差をできるだけ減らすため、次の条件で統一します。 項目 条件・計算 住宅外壁面積 約160㎡ 上塗り回数 2回塗り 上塗りの延べ塗布面積 160㎡ × 2回 = 320㎡ 塗料1缶 15kg 1缶あたりの塗布可能面積 約115㎡ 必要缶数 320㎡ ÷ 115㎡ = 約2.78缶 計算上の使用量 約2.78缶 × 15k
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5月4日読了時間: 14分


LCA理論で見る外壁塗装とは?なぜ価格だけでは比較できないのか
外壁塗装を考えるとき、多くの方はまず「いくらかかるのか」を気にされます。 もちろん、価格は大切です。しかし、これからの時代は、価格だけで塗装を比較する考え方では足りなくなると私たちは考えています。 なぜなら、外壁塗装は単なる“その場の工事”ではなく、使う塗料によって、その後の持ち方や、将来の塗り替え回数、さらには環境負荷まで変わってくるものだからです。 そこで大切になってくるのが、LCA理論という考え方です。 LCA塗装→採掘から廃棄までを考えた倫理的な塗装工事 LCA理論とは何か(LCA理論で見る外壁塗装とは?なぜ価格だけでは比較できないのか) LCAとは、ライフサイクルアセスメントの略です。 簡単にいえば、ある製品やサービスが、つくられてから使われ、最後に処分されるまでの流れ全体を見て、環境負荷を考える方法です。 塗料でいえば、たとえば次のような流れがあります。 原料を調達する 原料を運ぶ 塗料を製造する 現場に運ぶ 実際に施工する 年月が経って再塗装する 余剰塗料や廃材を処分する こうして見ていくと、外壁塗装は「塗ったその日だけ」で終わる話
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5月4日読了時間: 7分


エシカル君とエシカルちゃんとは?日本エシカル塗装協会で活躍する犬のキャラクターを紹介
外壁塗装というと、どうしても「価格」「耐久性」「塗料の種類」といった少し専門的な話になりがちです。 しかし、これからの塗装には、もう一つ大切な視点があります。 それが、人にも、住まいにも、環境にもやさしい塗装を選ぶこと。 日本エシカル塗装協会では、この考え方をもっと多くの方にわかりやすく伝えるために、犬のキャラクターである**「エシカル君」と「エシカルちゃん」**が活躍しています。 この記事では、エシカル君とエシカルちゃんの魅力、協会での役割、そして今後どのような活動で活躍していくのかをご紹介します。 エシカル君とエシカルちゃんは、協会の想いを届けるキャラクター エシカル君とエシカルちゃんは、日本エシカル塗装協会の考え方を、子どもから大人までわかりやすく伝えるために生まれたキャラクターです。 協会が大切にしているのは、単に「塗装工事をすること」ではありません。 塗装を通じて、 住まいを長く守ること 塗替えサイクルを延ばし、環境負荷を減らすこと 廃塗料ZEROプロジェクトで余剰塗料や廃塗料を減らすこと チャリティー塗装で売上や利益の一部を社会貢献活
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5月3日読了時間: 13分
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